グリーン購入法対応用紙と環境バランス
リサイクルコピー/プリンター用紙についての富士フイルムBIの考え方
グリーン購入法判断基準適合商品について
国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律(グリーン購入法)の第6条に定められている特定調達品目※に該当し、判断基準を満たしている商品が「グリーン購入法適合商品」です。
グリーン購入法では、国の各機関などに義務、地方公共団体などでは努力義務とし、事業者・国民においては、できる限り環境に配慮した商品を選択するよう定められています。
- 特定調達品目判断基準に対応する物品
情報用紙(コピー用紙)の判断基準
(環境物品等の調達の推進に関する基本方針より抜粋)
判断の基準
- 古紙パルプ配合率、森林認証材パルプ利用割合、間伐材パルプ利用割合、その他の持続可能性を目指した原料の調達方針に基づいて使用するパルプ利用割合、白色度及び坪量は、算定式により総合評価値が80以上であること。
- バージンパルプが使用される場合、その原料の原木は、伐採に当って、原木の生産された国又は地域における森林に関する法令に照らして手続きが適切になされたものであること。
- 製品に総合評価値及びその内訳(指標ごとの、指標値又は加算値、及び評価値)が記載されていること。
配慮事項
- 古紙パルプ配合率が可能な限り高いものであること。
- バージンパルプが原料として使用される場合にあっては、原料とされる原木は持続可能な森林経営が営まれている森林から産出されたものであること。また、森林認証材パルプ及び間伐材パルプの利用割合が可能な限り高いものであること。
- 製品の包装は、可能な限り簡易であって、再生利用の容易さ及び焼却処理時の負荷軽減に配慮されていること。
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グリーン購入法への対応と新たな環境対応の考え方「環境バランス」
グリーン購入法では、(1)古紙パルプ配合率70%以上で森林認証材パルプもしくは間伐材パルプの利用割合が高い商品、(2)古紙パルプ配合率100%の商品のいずれかで、総合評価値が80以上により適合となります。富士フイルムBIも積極的に協力してまいります。しかし、すべて古紙パルプ配合率70~100%の用紙で安定供給を図るのは、非常に困難です。
富士フイルムBIでは、古紙利用による資源の有効活用(紙のリサイクル)を図りながら、管理された森林資源を育成・活用(森のリサイクル)していくことも重要と考え、グリーン購入法適合の商品以外もリサイクルコピー/プリンター用紙をラインアップしております。
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また2004年に独自に制定した用紙調達基準では、事業活動のすべてにおいて、環境に配慮した紙のみを使用することを定めています。これは、紙の供給過程で、森林伐採による資源の枯渇や、生態系、地域住民の生活に破壊的な影響などを発生させないことを目的としています。
富士フイルムBIの用紙調達基準については、下記URLをご参照ください。