2025年10月14日にWindows10のサポートが終了することが発表されています。これからWindows11搭載のパソコンに買い替えようとしている方も多いのではないでしょうか。今回は、「Windowsパソコン買い替え時のデータ移行方法」についてご紹介します。
01.Windowsパソコン買い替え時のデータ移行の流れ
古いパソコンから一度外部ストレージにデータを移動させ、外部ストレージから新しいパソコンにデータを移動させるという方法が基本的な流れになります。データの量にもよりますが、数時間~半日以上の作業になりますので時間に余裕を持って行いましょう。
基本的なデータ移行方法
①移行したいデータやアプリケーション、サイトへのログイン情報などを整理する
②古いパソコンから外部ストレージに移行するデータをコピーする
③外部ストレージから新しいパソコンへ移行するデータをコピーする
④新しいパソコンに使用するアプリケーションをインストールする

外部ストレージは社内の共有フォルダ、クラウドストレージ、外付けストレージが主になります。中でも、社内の共有フォルダを利用する方が多いのではないでしょうか。
社内の共有フォルダがない場合は、クラウドストレージサービスや外付けストレージを使用することになります。パソコンのメーカーによってはデータ移行ツールが搭載されている場合もありますので、ご自身に合った移行方法をご検討ください。
02.移行方法1 クラウドストレージサービス利用の場合
クラウドストレージは、ネットワークに繋がればどこからでもファイルの保存・閲覧・編集・削除などが行えます。クラウドストレージサービスの例を挙げますと、Microsoft社のOneDriveやGoogle社のGoogle ドライブなどがあります。
多くの方が利用しているMicrosoft社のOneDriveは、Windows10、11に標準で搭載されており、無料で5GB使用できます。有料版だと、100GB以上使用することができます。ここではOneDriveを使用したデータ移行方法をご紹介します。
古いパソコンからOneDriveへデータを移行する方法
①OneDriveにログインする
②アップロードをクリック
③アップロードしたいデータを選択、開くをクリック
OneDriveを利用する場合のメリット、デメリット
メリット:同期機能を利用していた場合、移行がスムーズ
デメリット:無料版で容量が足りない場合、有料版を契約する必要がある
03.移行方法2 外付けストレージ利用の場合
外付けストレージとは、USBなどでパソコンに接続できるSSDやHDDです。パソコンに接続するだけで、利用することが可能です。
SSDはデータの高速読み込みが可能ですが容量が少ないものが多く、移行するデータの量が多い方にはHDDをおすすめいたします。
古いパソコンから外付けストレージにデータ移行する方法
①外付けストレージ (HDDやSSD) を古いパソコンに接続
②「エクスプローラー」から「PC」を選択し「デバイスとドライブ」欄にある任意の外付けストレージを選択し開く
③外付けストレージに移行したいデータをコピー
外付けストレージを利用する場合のメリット、デメリット
メリット:パソコンに接続するだけで利用でき、手軽にデータ移行ができる
デメリット:経年劣化や落下・振動などの衝撃でデータが破損する可能性がある
04.Windows10サポート終了に伴う対応がこれからの方やWindows11搭載パソコンをお探しの方へ
既述したとおり、2025年10月14日にWindows10のサポートが終了することが発表されています。
サポート期限切れのWindowsを使用し続けるとセキュリティリスクが高まります。セキュリティ事故が起きた場合、業務に大きな影響が出るだけでなく企業の存亡に関わってしまう可能性もあるため、できる限りお早めにWindows11へアップグレードすることをおすすめいたします。
下記ページにWindows10のサポート終了に伴う対応方法やWindows11搭載パソコンの在庫などをご紹介しております。未対応の方はぜひご確認ください!
付録.外付けHDDの紹介
パソコンのデータ移行時だけでなく、パソコン本体が急に故障した場合、ローカル保存していたデータの復旧が不可能になってしまうため定期的なデータのバックアップをおすすめしております。
イー・クイックスでは多数の外付けHDDを取り扱っています!パソコン買い替え特集で外付けHDDなどのデータ移行時に役立つ商品をご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。