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コピー用紙の基礎知識 紙のタテ目(T目)、ヨコ目(Y目)

お客様のオフィスで富士フイルムBI用紙をより一層ご活用いただくための基礎知識をご紹介します。

コピー用紙には、タテ目(T目)とヨコ目(Y目)があります。

紙は、植物などの繊維を絡ませながら、薄く平らに形成したものです。紙が作られる機械(抄紙機)の流れ方向と平行に、繊維が並ぶ傾向にあり、この繊維が並んでいる方向を「紙の目」といいます。
紙の目の方向に応じて「タテ目」と「ヨコ目」があり、紙のコシや折りやすさに影響します(下図)。
特に出力した用紙を、製本される場合など、紙の目を考慮されることをおすすめいたします。

タテ目(T目)

繊維の並ぶ方向が紙の長辺と平行になるようにカットされた紙 めくりやすさ考慮! A4ホッチキス製本ならA4・T目がおすすめ!

ヨコ目(Y目)

繊維の並ぶ方向が紙の短辺と平行になるようにカットされた紙 めくりやすさ考慮! A4小冊子印刷ならA3・Y目がおすすめ!
  • 富士フイルムBI用紙は、ヨコ目(Y目)で作られているサイズのみ【Y目】表示をしております。(目の表示がない場合はタテ目(T目)となります)

カラー用紙の「B4」・「A3」および「A3より大きなサイズ」がY目である理由

カラー画像をプリントした後、長辺を半分に折ってパンフレット等に使用されることが多いため、Y目にしています。
例えば、A3Y目の長い辺を半分に折る場合、紙の繊維に沿って折るため折りやすく、折った後はA4T目となるため、めくりやすくなります。

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