コピー用紙の基礎知識 紙のタテ目(T目)、ヨコ目(Y目)
お客様のオフィスで富士フイルムBI用紙をより一層ご活用いただくための基礎知識をご紹介します。
紙のタテ目(T目)、ヨコ目(Y目)
コピー用紙には、タテ目(T目)とヨコ目(Y目)があります。
紙は、植物などの繊維を絡ませながら、薄く平らに形成したものです。紙が作られる機械(抄紙機)の流れ方向と平行に、繊維が並ぶ傾向にあり、この繊維が並んでいる方向を「紙の目」といいます。
紙の目の方向に応じて「タテ目」と「ヨコ目」があり、紙のコシや折りやすさに影響します(下図)。
特に出力した用紙を、製本される場合など、紙の目を考慮されることをおすすめいたします。
タテ目(T目)

ヨコ目(Y目)


- 富士フイルムBI用紙は、ヨコ目(Y目)で作られているサイズのみ【Y目】表示をしております。(目の表示がない場合はタテ目(T目)となります)
カラー用紙の「B4」・「A3」および「A3より大きなサイズ」がY目である理由
カラー画像をプリントした後、長辺を半分に折ってパンフレット等に使用されることが多いため、Y目にしています。
例えば、A3Y目の長い辺を半分に折る場合、紙の繊維に沿って折るため折りやすく、折った後はA4T目となるため、めくりやすくなります。
- 用紙の種類と選び方
- 紙のサイズ
- 紙の重さ(厚さ)/白色度
- 紙のタテ目(T目)、ヨコ目(Y目)
- 用紙の保管と取扱い
- 設計/製図用紙について