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無線LAN 商品選びのコツ

無線LAN 商品選びのコツ 無線LANに関する用語やシチュエーションに合わせた商品の選び方のコツを解説します。商品選びの疑問や不安を解消し、商品選びのサポートをいたします。

(最終更新日 2020年9月10日)

無線LANについて

無線LAN(Wi-Fi)はケーブルを気にすることなくインターネットに接続でき、オフィスや家庭で広く利用されています。2020年からは、「Wi-Fi6」と呼ばれる次世代通信規格が登場し、さらに高速で安定した通信が可能になります。
無線LANを快適に利用するためには通信速度が非常に重要なポイントで、利用環境に合わせた商品選びが必要です。
無線LANの各種条件についての用語解説、お客様のご利用シーンを想定した条件選びのコツをご紹介します。

用語解説・商品選びのコツ

下の表のように、「無線LANルーター」「アクセスポイント」の2つに分かれます。

商品タイプ 機器の役割
無線LANルーター インターネットと接続したローカルネットワークを構築する機器
  • アクセスポイント機能も内蔵しています
アクセスポイント 無線LANルーターが構築したローカルネットワークに、パソコンやスマホなどのデバイスが接続できるようにする機器

それぞれの用途と、無線LAN環境構築の図を参考に商品タイプをお選びください。

商品タイプ 目的
無線LANルーター 社内で無線LANを使えるようにしたい
また、無線LANルーターの設置場所の周辺で無線LANを使いたい
アクセスポイント 無線LANに接続できる台数を増やし、範囲を広げたい

無線LANルーター、アクセスポイントには同時に接続できる端末台数の上限があります。
ご利用環境にあわせてお選びください。

「最大接続台数」と「推奨接続台数」

無線LANルーター、アクセスポイントの接続台数の表記には「最大接続台数」と「推奨接続台数」があります。
「最大接続台数」は理論上同時に接続できる台数のことです。接続はできても、回線が混みあってしまい十分な通信速度を発揮できなくなってしまいます。
対して「推奨接続台数」は、通信環境によって変化はしますが、十分な通信速度を発揮できる同時接続数を表しています。そのため、接続したい台数と「推奨接続台数」を照らし合わせて選ぶことをおすすめします。
このスペック検索では、「推奨接続台数」をもとに結果を表示します。

通信規格にはいくつかの種類があります。
Wi-Fi規格の正式名称は「IEEE 802.11○○(アルファベット)」です。この規格名の末尾の部分「11○○」を略称として表記します。また、第4世代にあたる「IEEE 802.11n」以降、通称として「Wi-Fi 4」のように世代をもとにした呼び方も用いられています。2020年時点での最新の規格は「IEEE 802.11ax」、通称「Wi-Fi 6」です。

  • イー・クイックスでは、対応する規格は11acの場合、「11acのみ対応」ではなく「11ac/n/a/g/b」のように下位規格を含めています。

通信速度は、通信規格が最新のものほど速くなります。ただし、お使いの機器によって対応する規格が異なります。

通信規格 策定年 規格最大通信速度 周波数帯
Wi-Fi 6 (11ax) 2020年 9.6Gbps 2.4GHz/5GHz
Wi-Fi 5 (11ac) 2013年 6.9Gbps 5GHz
Wi-Fi 4 (11n) 2009年 600Mbps 2.4GHz/5GHz
規格ごとの最大通信速度の比較 [Wi-Fi 6 (11ax)]9600Mbps [Wi-Fi 5 (11ac)]6900Mbps [Wi-Fi 4 (11n)]600Mbps

無線LANの周波数帯は2種類(2.4GHz/5GHz)あり、通信環境や利用状況によって適した周波数帯があります。
また、周波数帯によって対応する規格も異なります。利用環境に合った周波数帯でご利用ください。

周波数帯 特徴 対応規格
メリット デメリット
2.4GHz
  • 壁や天井などの障害物に強い
  • 5GHzに比べ電波が遠くまで届きやすい
  • 家電やBluetoothなど、使用する機器が多いため回線が混雑しやすい
11ax/n/g/b
5GHz
  • 無線LAN専用の周波数のため、使用する機器が少なく回線が混雑しにくい
  • 2.4GHzに比べて通信速度が速い
  • 壁や天井などの障害物に弱い
  • 2.4GHzに比べ通信距離が遠くなると電波が弱くなりやすい
  • 気象レーダーや航空レーダーと同じチャンネルもあり、同じチャンネルに設定されると1分間程度、通信ができない
11ax/ac/n/a
最大速度と実効速度

通信速度には最大速度と実効速度があります。最大速度は理論上の最大値で、実効速度は実際出る通信速度となっています。
実効速度は通信環境や時間帯、使用する端末などの様々な要因によって変動します。ご利用の環境などを参考にお選びください。

  • イー・クイックスでの表記は最大速度です。

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